この度の集合住宅の漏水調査は、居室の出窓下のフローリングにはにじむ程度の水溜りができておりました。、まず壁のボードを撤去して外部より散水を開始いたしました。
散水員による散水を開始した所、判明した居室内部の漏水は左記矢印の木材と吹付断熱材の隙間の奥から漏れ出していることが判明しました。
居室内部に漏水が発生したことにより散水を一時中断し、場所の特定にはいります 。
漏水箇所の水をふき取り止まるまでしばし待機します。
数十分後再度、先ほどの場所に散水を開始します。
居室内部の同じ場所に漏水を確認いたしました。これにより漏水箇所は左記のサッシのゴム部分からとなります。
上記の調査後外部タイル散水へと移行
外部タイルに下から段階的に数十分ごとの散水を開始した所、左記のテープの部位にて漏水が発生しました。
上記のサッシ回りなど、入水場所を特定するためにはあらゆる可能性を、否定せず長時間の散水を行うことが漏水箇所特定の近道であると全国雨漏検査協会の方がいっておりました。